鶏肋日記(けいろくにっき)

なんやかやと思うこと、クソッたれな人生や世の中についてのブログです

悪夢の化学反応「猫×電車」

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鶏肋です。

今日はホント、くったくたになりました。

 

ぼくはを飼っているのですが。

 

しばらく前からゴハンを食べなくなっておりまして。

 

カリカリ(ドライフード)を食べない → 缶詰も徐々に食べなくなる → 『チュール』などの液状食なら辛うじて口にする。

 

という流れになること数週間。観察するに、

どうやら歯が痛くて食べられないようなのです。

(ちなみにオス18年目くらいの元野良猫。生後6ヶ月くらいのときに拾い、飼うようになりました。18年目は、人間でいうと85歳くらいです)

 

というわけで、↑の写真はうちの猫ではありません。

 

で、ぼくの休みの都合、いつもお世話になっている獣医さんの開業時間の都合上、今日行ってきたのですが、、、

 

これまではで通っていたのですが、現在、車が使えない状態なので、

最寄駅から、電車5~6駅乗って、獣医さんに連れて行ったのです。

 

電車と猫最悪の相性とはこのことです。

 

 

もちろん、ある程度の覚悟はしていたのですが、電車に乗る前のホームの時点から、

 

うちの叫び出す始末!!!

 

そりゃね、キャリーケースに入れられて、寒い中いきなり外に連れていかれたら、びっくりするでしょうよ。怖いでしょうよ。

 

わかるよ。

 

でも、車内での鳴き方が想像を超えてうるさくて。

おいおい、マジで勘弁してくれよ、くらいの音量。

 

お前、お爺ちゃんだろ? てか、口痛いんじゃなかったのかよ?

 

でも周りの乗客にはそんなことは関係ないので、

鳴く度に、「すみません、すみません」って謝っておりました。

 

うちの猫が鳴き出すと、皆さん驚かれるわけですよ。当然。

 

で、その後の反応が、人によって異なります。

 

「わぁ、猫が鳴いてる~♪♪」って、クスクス笑ってくれるのは、若い女性が多かったです。こういう素直な反応はホントに救われるというか、助かりました。

 

「そうなんですよ。猫なんです。すみません、うるさくて」

という気持ちを込めた苦笑いをぼくがすると、かなりスッと受け入れてくれる

 

女の子だけでなく、一人の若い男の子は、ぼくがドア付近で立っている姿が、困惑しているように見えたのか、わざわざ席を譲ってくれました。

近いうちにいいことあるぞ、親切なキミ!!!

 

いや、ホント、人の優しさが身に沁みました。

 

でも中には、遠目に、不快そうにされている方もいて。

もしかすると好奇心で見られていたのかもしれないですが。

やはり、目が合ったときに「すいません」って頭下げました。

 

あと、意外だったのが、「聞こえているけど聞こえていないフリ」という大人の対応が、実は神経にこたえる、ということもわかりました。

あれは何でなんだろう?

 

 

鉄道の利用としては、小型のペットは手荷物扱いになるので、自分の乗車券以外に特別料金を払えば、持ち込みはルール上OKになります。

なので、それらを支払ったぼくは、乗客としては堂々と、

 

俺は乗客じゃ。ちゃ~んと金払っとんじゃ

 

的な態度で、デーンと構えていても良かったのかもしれませんが、いかんせん、そこは小心者のワタクシ。

 

猫が一鳴きする度に周りに会釈。あるいは逆に、あさっての方向を向く

指先では猫の体を撫でつつ、

 

「お願いやからもうちょい静かにしてくれぇ」

 

と願うぼくの心とは裏腹に、ますますヒートアップして車内にこだまする、

 

ウニャーン、ギニャー、イニ゛ャー

 

もうね、泣きたくなります。

 

でも泣かないよ。男の子だもん(←中年です)

 

 

列車は少しずつ進んで行き、1駅、また1駅と、目的地へ近づいて行きます。

 

そしてなぜか、わが猫ちゃんにおかれては、1駅ごとに鳴き出し、静まり、次の駅でまた鳴き出し、静まり、

 

を繰り返すのです。コイツ、わかってやってんちゃうか?

 

その度に、周囲の視線が痛い。駅ごとに、新たに乗車するお客さんがいて、

 

「えっ、何?猫?」

 

ってなるわけですから。

 

twitterで、「猫連れた迷惑客がいる電車なう」

 

とか書かれてんのかなー、とか、

 

隠れて動画撮られてたりして、とか、

 

「電車で猫連れてる人がいて、ニャーニャー鳴いてんの。超ウケル」とか、

「あいつ、家帰ったらあの猫殴ってんじゃないか?」

とか後で言われてんのかなぁ、とか、疑心暗鬼&被害妄想の虜になっておりました。
(一応一言。殴るような人間なら、わざわざ獣医にゃ連れていかねーよ!!

 

 

しかしその最中にあって、ぼくは一つの決断をしました。

それは、

 

"スマートフォンや本に逃げて、「おれ知りません」という態度は絶対に採らない"

 

という姿勢です。

 

もうね、居心地の悪さはきっちりかっきり、潔く全部受け止めよう、と。

 

そういう態度で過ごしていると、ポーカーフェイスを演じていたのですが、汗がたらたら滴り落ちてくる様が、自分でわかりました。

冬の寒さに合わせた(12月ですよ?)厚着が仇となり、体が火照ってしゃーない。

電車を降りる頃には汗だく一丁上がり、でした。

 

一駅があんなに長く感じたこと、今までの人生でなかったなぁ。

 

 

 

 

で、獣医さんに行って(はたして、かなり進行した虫歯でした)、

 

帰りも「あんな目」に遭わなアカンのか。

 

トラウマ級にイヤだったのですが、我慢して(男の子…)、冷や汗流して、苦笑を浮かべ、ようやく家からの最寄り駅にたどり着いたときは、感動ものでした。

 

フルマラソンを終えた感、ありましたよ。

なんかわかんないけど、何かを成し遂げた、みたいな感じの。

 

で、家に着き、猫をカゴから出したら、途端に静かになって、リラックスして毛繕いとか始めてんの。

 

ぼくは言いました。

 

「あのな、おれはお前を殴ったりはせん。しかし、道中、二度ばかりコブシが顔の位置まで上がったこと。これは事実だ。わかるか?お前も怖くて寒くてしんどかったやろう。でもな?おれだって……」

 

説教しておると、猫ちゅわんは、何喰わぬ、悪びれ0%の表情で、

 

「何か食べたい~!!!」(もちろん猫語)

 

と鳴き出したではありませんか。それも三度も四度も。

 

オオウ、早速獣医さんでの注射が効いてきたらしいぞと思い、おもむろに缶詰を開けると、昨日までは表面を舐めるくらいに止まっていたのが、口をしっかり開けて頬張り、むしゃりむしゃりと喰らいついたのでした。

 

まるで喰種のように。

3期アニメは来年スタートです)

www.youtube.com

 

 

そして、お代わりまでしたのでした。

 

その姿を見ると、「疲れたけど、まあいっか」という気持ちになりました。

(実は抜歯でもう一度行かなくてはならないので、次は電車以外の方法を検討中です)

 

 

まぁ、いろいろ感じましたけど、同時にいろいろ考えさせられましたね。

 

その一つが、赤ちゃんや小さな子どもが泣いたり騒いだりしていて、静かになってくれずに、周囲に申し訳なく感じ、困っているお母さん

 

その気持ちが結構わかりました。

これからそういう人を見かけたら、少なくともぼくは温和にしようと思いました。

(子どもが騒いでいるのに何の注意もせず、それどころか人から指摘されて逆切れする連中は論外ですが)

 

それと、日常面で過剰に他者に注目されるのがいかに負担か、再確認できました。

目立ちたがり屋の人はむしろ嬉しいのかな?あるいは内容によるのか?

 

人の「何気ない視線」って、結構こたえるものですね。

 

ぼくが特にそうなのか、日本人が特にそうなのか。

ともあれ、神経がすり減ったなりの収穫はあったと思います。