鶏肋日記(けいろくにっき)

クソッたれな人生や世の中についてのブログです

速読ゥ?

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私は本になりたい

 

こんにちは、鶏肋です。

「速読」というメソッドについて、どう思いますか?

 

まずメリットとして、以下のようなことがよく言われます。

 

・知識が効率的に増える

・(ビジネス書など)スキルアップに繋がる

・読書以外に使える時間が増える

・情報処理の能力が上がる

・脳全体が活性化される

・読める本の数が増える

 

逆にデメリット。

 

・未知の分野の読書に不向き

・ゆるやかな感情の動きを味わえない

・文章や言葉の細部を読み込めない

・内容の取りこぼしが起こりやすい

 

 

 やはり、メリット・デメリットはあるものです。とすると、

 

 なりたいときに「速読モード」になれれば最強じゃね?

 

という、もっともな(?)発想が出てきます。つまり、

 

・すでにある程度知っているジャンルの本

・膨大なデータや資料

・2回目以降の読み直し

・人のオススメで義理で読む本

 

こういう、平面的で単調な読書には、速読が向いているので、サクッとゴー。

そうでない読書には、遅読でいく、という使い分け。

 

これで最強やん、と。

 

しかし、この考え(モードチェンジ)には、致命的な欠陥が2つあります。

 

①速読タイプか遅読タイプかを決めた時点で、それ以上の吸収は望めない

 

速読の場合、意外な言葉遣いや美麗な表現に感動したり、考え方が一変するような出会いや気づきは起こりにくいでしょうし、

遅読の場合、言葉の波をサーフィンする爽快感や、テンポ良くこなす達成感は味わいにくいでしょう。

 

②そもそも、モードチェンジはしんどい

 

だって、自分を変えるわけですからね。

 

 

こう見ると、読書は人生だという主張もわかる気がします。

人に対しても、人生に対してもまったく同じですからね。

 

 

ところで、速読が、滑稽千万になるシチュエーションがあります。

 

たとえば、

 

 

好きな人からもらった長文メールや手紙、卒業アルバム

 

 

これ、速読しますか?(笑)

 

むしろ、何回も何回も読み込むのではないでしょうか?

 

加えて、良著は、途中から読んだり、最後から読んでも、新たな発見があったり、そういう読み方に耐えうるものです。ぼくはそういう読み方が好きですし、漫画もそういう読み方をします。

あと、心拍数に合ったスピードが読みやすいかな。

 

そして何より、読まなくていい、つまらない本に出会わないアンテナを発達させることが大事だと思います。読むべき本に出会うアンテナ、と言ってもいいでしょうね。

 

そういうわけで、ぼくは基本的に遅読派です。

 

平野啓一郎さんの意見に賛成です(実は読んでませんw)

 

本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)

本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)

 

 

 

とはいえ、速読タイプの人は速読の、遅読タイプの人は遅読の脳の使い方をしているはずなので、普段自分がしない読み方にチャレンジしてみるのは、新たな自分の発見につながるのではないかと思います。

 

 

手塚治虫先生は、指を、右上から左下まで、直線でスーっと泳がせる間に1ページ読んだという証言があります。スゲー!!